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BASF グラミン

「ソーシャルビジネスは価値から新たな価値を創出する非常に優れた方法である。
この市場主導のジョイントベンチャーは、バングラデシュの社会を変えていく大きな力となるだろう」 BASF SE CEO ユルゲン・ハンブレヒト博士

 

- ニーズ:

バングラデシュの人口の30%と、5歳未満のこどもの56%が栄養失調に苦しんでいます。ユニセフの報告によると、中でもこどもと妊娠中の女性の割合が高いとされています。これは人類の悲劇です。栄養失調は発展の度合いを示す指標のひとつとなっています。栄養失調の人々は病気になりやすく、労働や就業が困難になるケースも多く見られます。また、バングラデシュでは、人々を養うのに十分な量のコメを生産する一方で、ほとんどの食事にはビタミンやミネラルなどが不足しています。
また、栄養失調以外にも、バングラデシュの人々の健康を脅かす原因となるものがあります。それがマラリアです。マラリアは重大な健康問題のひとつとなっています。WHOの報告によると、バングラデシュの人口の約72%がマラリアの危険に曝されていると言われています。

 

- グラミンソーシャルビジネスによるソリューション:

2009年3月、BASFとグラミンヘルスケアトラストはソーシャルビジネスを実施するため、BASFグラミンを設立しました。これは、より良い栄養摂取と昆虫媒介性感染症予防を通して、バングラデシュの人々の健康を改善しようとするものです。これは、貧しい人に、自立したビジネスを行う機会を提供するという側面も持っています。BASFグラミンの活動はチャリティではありません。ビタミンおよび微量栄養素のサプリメントと昆虫媒介性疾病の予防効果の高い防虫剤処理済みの蚊帳(防虫蚊帳)をバングラデシュの貧しい人々が手にすることができる価格で販売しています。第一段階は2009年に始まり、販売は学校のような大規模な機関を中心に薬品とよく似た流通チャネルが作られました。この事業は人々の栄養状態の改善につながることが期待されています。第二段階では、グラミンのネットワークを利用した直接販売を計画しています。この防虫蚊帳は、都市地域では日用品店やスーパーマーケットを通して販売され、郊外地域では、グラミンのネットワークを利用して販売されます。この蚊帳の使用により、マラリアをはじめとする昆虫媒介の感染症の効果的な予防が可能になることでしょう。
このように、BASFグラミンは、国際連合が掲げるミレニアム開発目標の貧困の撲滅へ貢献していると言えるでしょう

 

- 見解:

2012年までに20万個/年、2013年までには2,000万個/年の販売が見込まれている。グラミン銀行は人々がこの防虫蚊帳の販売網を構築できるよう、マイクロクレジットによる融資を予定しています。

 

BASFグラミンの活動はこちら

 

 

ユヌス教授とユルゲン・ハンブレヒト教授はBASFグラミンの共同事業契約書に署名ユヌス教授とユルゲン・ハンブレヒト教授はBASFグラミンの共同事業契約書に署名
BASFグラミンはバングラデシュの人々に防虫蚊帳を販売BASFグラミンはバングラデシュの人々に防虫蚊帳を販売
防虫蚊帳は食糧雑貨店を通して販売される防虫蚊帳は食糧雑貨店を通して販売される

"Social business is an excellent way of creating value from values. Our market-oriented joint venture will provide long-term help in addressing social challenges in Bangladesh." - Dr. Jürgen Hambrecht, CEO BASF SE