-A A +A

グラミン銀行-グラミンソーシャルビジネスのマザーボード

「グラミン銀行のマイクロクレジットは、人間のポテンシャルに支えられている」ユヌス教授

 

- ニーズ:


貧しい人々は貧困から抜け出すための資本へのアクセスを必要とします。従来の銀行は、借手の資産状況に応じて貸付額を決定します。つまり、資産がなければ融資を受けられないということです。バングラデシュの人口の約半数が1日1ドル未満の生活を強いられています。彼らに資産はありません。お金が必要になったとき、彼らは地元の高利貸のもとを訪ねます。しかし一度彼らからお金を借りてしまうと、高い利息が上乗せされ、たとえ小さな借入額であっても借金の負のスパイラルから抜け出せなくなってしまいます。

 

- グラミンソーシャルビジネスによるソリューション:


1976年、ユヌス教授は、貧しい42人の人々に27ドルを貸しました。このことがイノベーティブなマイクロクレジットというモデルを導き、1983年のグラミン銀行の設立につながりました。
グラミン銀行は無担保、低利息で小額の貸付を行っています。しかも、女性への貸付がほとんどです。なぜ女性なのでしょうか?女性は責任をもって返済を行うだけでなく、その使途が男性よりも賢明だからです。つまり、家庭、生活、こどものために女性はお金を使うのです。

 

グラミン銀行の設立がソーシャルビジネスの始まりです。興味深いことに、これは貧しい人々の資本へのアクセスを可能にするだけでなく、融資を通して彼らは銀行のオーナーとなり、融資から利益が生まれます。さらに、教育活動もグラミン銀行の中心的な活動のひとつとなっています。毎年、グラミン銀行から融資を受けた家族の中から優秀なこどもに奨学金を提供しています。

 

- 見解:


グラミン銀行はバングラデシュの85,000の村に2,500の支店を設立しています。グラミン銀行は800万人もの人々に信用を与えることで、4,000万人以上の人々の生活に影響を与えました。この融資の返済率は98%を超え、グラミン銀行の預金がその資金として100%使用されています。グラミン銀行の影響は、広い範囲に及ぶものであり、持続性のあるものです。グラミン銀行より融資を受けた人々の60%が貧困から脱却する方法を見つけています。グラミン銀行の影響は次の世代にまで及んでいます。グラミン銀行より融資を受けた人々のこどもたちの識字率は100%です。(注:バングラデシュの平均識字率:47%)

 

2006年、グラミン銀行とその創設者ユヌス教授はノーベル平和賞を受賞しました。これは、社会的、経済的発展のための努力が評価されたものです。

 

グラミン銀行のホームページはこちら

バングラデシュの人口の50%が1日1ドル以下で生活バングラデシュの人口の50%が1日1ドル以下で生活
貧しい人々の自立が必要貧しい人々の自立が必要
融資を受けた人々の第2世代の識字率は100%融資を受けた人々の第2世代の識字率は100%